受験の世界で合否を決めるものは「本番でどれだけ点が取れたのか」のみです。本番までどれだけ「自分なりに」頑張っていようが、本番で結果が出せなければ不合格です。「ここまで頑張ってきたのに！」とどれだけ嘆いても結果は変わらないのです。

僕はそのことを、自分の身をもって体感してきました。部活や委員会もしていましたが、受験に高校生活をささげてきたにも関わらず、努力虚しく京都大学には不合格でした。ここで思ったことは、「僕は天才ではなかった」ということです。物語の天才たちみたいに、本番でポンポン解法が浮かんでくることもなかったですし、暗記も写像記憶のようなものはできなかったんです。

ですが同時に
「凡人でも努力すれば天才に近づける」
ということも分かったんです。

凡人だったからこそ、何度も試行錯誤して、勉強法を確立させて、計画を立ててそれ通りに必死に勉強しました。ただそれをしただけなんです。それだけで

偏差値40、高校偏差値49から
早稲田先進理工合格

という逆転劇を成し遂げられたんです。
正直、初期位置で見たら僕なんて皆さんよりはるか下にいる下の下の人間でした。そんな人間でも勉強法と計画を練れば早稲田受かるぐらいにはなれるんです。皆さんが伸びない訳が無くないですか？きっかけさえあれば、あなたは化けることができる。そう信じております。そのきっかけとなれたら幸いです。